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つばめ舎
建築設計
Living Share House
中古マンションリノベーション
リビングシェア ガラスブロック
リビングとは本来どのような部屋なのでしょうか?
一般的には「家族が集う憩いの場」という意味合いがあるようですが、一昔前は「テレビの置かれた洋風の居間に、テレビがまとめ役となって、家族が顔をあわせ団欒する」といった光景がありました。
ただ、現代のインターネットや携帯電話などによるコミュニケーション手段の急速な変化が、家庭内においても大きな影響を与えています。
以前よりも社会との接点がより多様化し、個人化されてきているため、情報やコミュニケーションのシェアを積極的に行わないと孤立が進みやすい状況だと思えます。
今、シェアオフィスやシェアハウスに代表されるシェアスペースが盛り上がってきている背景には、行き過ぎた個人化があるように感じています。nLDKに代表される個室スペースの所有から、ルールを共有し、緩やかな繋がりを求めるシェアへ。『リビングシェアハウス』では、家族間のシェアをテーマとしています。個室を独占するのではなく、スペースをシェアすることで得られる広がり、繋がりが生みだす豊かさを目指して計画しました。
□延床面積:67.70㎡
□第1回サンワカンパニーデザインコンペ入賞(根岸)
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