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つばめ舎
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タルキ
待っていました。 屋根垂木(タルキ)の工事が完了したということで、現場へ。 雨に降られることが多い日が続いたので、待ち遠しくしていました。 タルキというのは棟や梁にかけわたす細い木材のことなんですが、今回は一部内装で見えてくるところがあるため、なかなか重要な工事になります。 きれいに架けていただいて、仕上がりが楽しみです。


上棟(じょうとう)
上棟(じょうとう)というのは読んで字のごとし、棟(むね)が上がるということなんですが、そもそも棟はなにかというと、屋根を支える梁の一番高い部分のことをいいます。(かなりラフな説明ですが、、、) 一昔まえは大工さんが現場で墨をひいては手で刻んで合わせていくということで、非常に手間も時間もかかったのですが、今ではプレカットと言って、工場で精度よくカットしてきてもらい、現場では組み立てるだけ。 と分業が進み、一日で骨組みが組みあがります。 なので、昔のように上棟式という「無事に骨組みがあがってよかったね、これからの仕事もよろしくね」というねぎらいのお祝いごとも、簡略化してきてました。今だと、大工さんとの顔合わせとして「これからの仕事もよろしくね」というような意味合いでしょうか。 少し寂しいような気もしますが、時流にあわせて式典も変化していくのが自然なのかもしれませんね。 建主さん家族を始め、工務店さん、大工さん、職人さん、おまけに設計者まで家族を連れて顔合わせ。 なにはともあれ、ひとまず、無事上棟。みなさま、これからもよろしくお願いします。


基礎立ち上がり打設
この日は基礎の立ち上がりのコンクリート打設でした。 建主さんご一家も来られたので、打設に先立ち、外壁やサッシの色の最終確認です。 イメージはしているものの、やはり最終的には現場でサンプルを見ながら確認。 候補を3点に絞りこみ、この中だったらという段階で、建てぬしのお子さん(1歳)が「コレ!」とサンプルを手に取り手渡してくれました。 そのかわいらしさに満場一致で、「じゃーコレだね」と決定。 こだわりこだわって色を決めるというのもありますが、こういった後日に家づくりエピソードとして語れる決定方法も悪くないんじゃないかと思います。 かわいらしい写真は取れずでしたが、現場の基礎型枠写真を少々。鋼製で実用一点張り、武骨な雰囲気、イレギュラーな基礎には向かないスクエアなところもありますが、使い廻しがきき、廃材をださないところなど悪くないと思います。
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